まつり

例大祭



ここ盛岡では3年ぶりに盛岡八幡宮例大祭が昨日13日から始まりました。

街中を山車が巡行するのです。
しばらく前からお囃子の練習が聞こえてきて、今年はいよいよ行われるのだとワクワクしていました。


仕事が休みでたまたま家にいたところ、鐘や太鼓の音が聞こえてきました。周辺の道路は警察官が交通整理を始めています。

いてもたってもいられず、見にいくことにしました。

同じようにお囃子に誘われて、近所の方々がたくさん集まっています。
みんな久しぶりの山車の姿を笑顔で見つめています。

電線をうまく避けながら大きな山車が過ぎて行きました。その先の所々で停まり、音頭を上げています。
『あーこれが聞きたかった。』
何年も聞き続けてきた音頭を聞くといろいろなことが思い出されます。

あの時、あの事、あの人…それほど根付いていた行事だったのです。
例年は市内から十数の山車が一堂に会するパレードは圧巻です。今年はありませんが、この姿を、この音頭を聞くことができて満足です。

当たり前に聞いていた音頭が、こんなに感慨深く聞こえるとは想像しませんでした。


コロナ禍により、物事を改めて知る機会を得ることができました。