同じなのに日々違う



今日は少し遠くまで出かけました。
よく通る道なのですが、季節が違うと周囲の様子が違います。

木々を抜けて視界が広がると、真っ白な蕎麦畑・反対側にはもうすぐ収穫できそうな黄金色の稲穂・豊かに実った深緑の枝豆どこまでも続いています。
急に別世界に紛れ込んだかのようです。

暑くなり初めの頃は、オレンジ色の麦秋に目を奪われました。
季節によってこんなにも色合いが違い、その時々で道の感じ方も変わることに気付きました。

今日は畑と道が一体となって、広々とした雄大さを味わいながら車を走らせました。

こうして時に蕎麦を見つめ、稲穂を愛でることをしながら進んでいいんだ。この感覚をゆっくり味わっていきたい。私はそうして進んでいこう。
こんな風に生きて行けばいいんだ。と感じました。


帰りは夕方となり、これまた大好きなマジックアワー。
オレンジ色に照らされた空に山の稜線がくっきりと現れ、裏から照らされた雲が絶妙の輝きを放っています。

立体的な雲の色の変化を何とか見たいと、思わず車を停めてしばし佇み眺めました。

いつもは一刻も早くと思う道も、今日は行きも帰りも楽しみながらあっという間に走り抜けました。

この時期にしか味わえない素晴らしい眺めと、この先の在り方をあらためて確認できたこと、それが今日という日です。



思わず車を停めて…
思わず車を停めて…