感情

しっかり味わう



感情が湧き上がって、それに飲み込まれている時。

何とかその状況から逃れようと、苦しさから早く解放されたいと、焦ってしまいます。

語りかけをして、ワークをして、白を選んで…

けれどもあまりに苦しすぎて今は白が選べない。そんな時もあります。
そんな時はとことんその感情を味わい、そこに居る。無理に白を選ばなくてもいいのです。

その時の気持ちの良い方を選ぶということです。


一刻も早く楽になることではなく、そこにいるパターンの言い分をしっかり受け止めることが大切です。

ですから、何度も何度も、じっくり丁寧に語りかけをしていきます。パターンが落ち着くまで急がず何度でも。その時の感情を味わっていきます。


何とかして〜と悲鳴に似たパターンの声を「私」がしっかりと聴いていく。
パターンが何を言っても理解し、許し、ケアをしていく。

じっくりとそれができてパターンが落ち着いてきた時、いつのまにか楽になったと感じるのです。