雨の合間に



このところの雨模様。
久しく夏らしい太陽にお目にかかれない日々です。

曇り空から急に強い雨が降ったり、晴れ間が見えたとたんにまた雨が降ったりと天気が安定しません。

雨があがると聞こえて来る鳥たちの囀り。
まるで話しかけて来るように目の前にチョンチョンと現れ、あるいは声がよく聞こえるように高いところから声高く響かせ親しみを感じさせます。


先日、鶯の鳴き声を聞きました。
梅が咲く春先に聞こえてくるとやっと春になったのだと嬉しく聞いていた鳴き声。

そして、この蒸し暑い時期に聞く鶯の声はどこか違和感がありましたが、手が届きそうな近くで暑さに負けずに響くその声に感慨深いものがありました。

同じ鳴き声なのに季節が違うとこうも感じ方が違うものなのだとは驚きです。ひとつのことでもいろいろな感じ方があるということ。


雨の合間にふと空を見上げると、仲睦まじい姿がありました。

今度はどんな声を聞かせてくれるのでしょう。鳥たちの声を楽しんでいます。