行う

たんたんと



私は以前『一喜一憂』という言葉のように、喜んだり不安になったりと感情が大きく揺れ動くことが多くありました。

自分の身に起きた事や言われた言葉に反応してしまい、自分を見失って振り回されていたのです。


この道場での学びを続けて、たんたんということを知りました。


何があっても動じず、ただやることをやるだけ。
そして、それが自分にとって1番しっくりくるという感覚も。

頑張るでもなく、やる気がないわけでもなく、ただたんたんと。
すっきりしていて集中し、ぶれることがありません。


例えば、
ベーブルース以来の偉業を成し遂げた大谷選手。
プロスケーターへ転向する羽生選手。
子供の頃から毎日練習をするというイチロー選手。


良い結果が出た日もうまくいかなかった日も、練習はいつもと変わらず、やることをやっていく。

大きな偉業もひとつの通過点とだけ認識する。

インタビューのコメントも驕ることは一切ありません。大きく表情を変えることなく、トーンも変わらずに話していきます。


そうなんだ。これこそがたんたんと行うということ。

そんな『たんたんと』を私も目指してやっていきたいです。