介護

新しい意味づけ



長年お稽古なさっている方が、介護でお休みをしています。


落ち着いたら、調子が良かったら、と思いながら目離しができず、なかなか出かけられないようです。いつかはまたお稽古に。と思う気持ちが励みになっていると伺いました。

日々の介護の合間に、趣味の編み物で気分転換をなさり、出来上がった物を送ってくださいました。

目が整って綺麗な仕上がりです。じっと見ているとその方が熱心に編んでいる様子が浮かんできます。ありがたくいただき、早速使うことにしました。


自分も真最中の介護。捉え方はいろいろです。

大変・辛い・心配・面倒・時間がかかる・手間がかかる・悲しい・疲れる・
先が見えない。
不安に思うことばかり聞こえてきます。

その反面、新しい関係性ができる・未知の世界を知る・日々喜劇のよう・予想外の反応に笑う・新しい人格に出会う・関わる方々のありがたみがわかる。
そんな言葉も耳にします。

自分にはあまり無かった、新しい意味づけで介護に関わっていくこと。情報交換をしながら、無理せず関わっていくこと。いろいろな方々の経験や行政の力を借りていくこと。

介護に関わりながら、知ることは多いです。
何かと重くなりがちな介護ですが、母が思うように暮らし、私なりのやり方で、ライトな介護目指していきます。