ちょうどよく
私たちの体はとてもバランス良くできています。
ですからちょっと怪我をしたり、調子が悪くなるとそこを補おうと他の部分がバランスをとろうと機能します。
また、いつもは何も意識しない部分でも、ちゃんと役目を果たしているのだと気づくことがあります。
以前、左手に怪我をして力が入らなくなりました。普段の生活に支障はないと思っていましたが、文字を書く時紙をおさえることができず、文字が書けなくなってしまいました。
何をするにも、左手の微妙なバランスで上手くできていたのだと気づいたのです。
そんな体の仕組みには感心させられます。
目には見えない心の中にも、バランスがあります。
例えば、『自分はダメだ』という黒パターンと、その隣にある『自分はダメではない』という白パターンです。
2つのパターンのバランスが取れていれば、大きく感情が湧き上がることは無いのですが、バランスが崩れていると悲しみや苦しみなどの感情に飲み込まれてしまいます。
そこで意識的にバランスをとっていくことで、心を落ち着かせていくことができます。
それを自分の選択で、自分の実践でやっていくのです。本当の自分が自分を育て、守っていくいくということです。
自分の力で自分のバランスをとっていくことができる。ということになります。なんて素晴らしいことでしょう。
心も体もバランスよくありたいです。
そのために、気づいたらやっていくだけです。