歴史

時代を超えて



中国歴史ドラマを見ています。
どちらかというと歴史は苦手で、学生の頃は興味が持てずじまい。今になってその事実に目を向け繋がりがわかってきたので面白さを感じています。

さらにその史実もさることながら、時折背景に見え隠れする飾られた書額が興味深いのです。
知識としてはあるものの、この書が書かれたのはこんな時代だったのか。書はこんな風に扱われていたのか。やはり六曲屏風は迫力があるなぁ。と登場人物より後ろの書に集中してしまいます。

時には歴史的書人の名前が挙がったり、書作品を書き上げるシーンに思わず頷きながら見入っています。


長い時を経て、今もなおそれらの魅力を学んでいます。資料でしか得られない知識が、時代背景と共に目の前で繰り広げられる様子はより一層深く理解できる絶好のチャンスです。

そんな面白さを感じて、いろいろな角度から学ぶ書も良いものです。


ドラマは面白いほどに、黒パターン満載です。黒パターンでの行動や発言をし、後を顧みることなく突き進みます。

〜しなければならない。〜すべきだ。それだけで生きているようです。勝手に決めつけ、嘆き、苦しみ、時には保身のために捏造も当たり前。
どうしてこうなるのだろうとハラハラしたり、ついこの前までの自分と重なりドキッとすることもあります。

この時本当はどう感じていたのか、自分だったらどうなのかなど、少し離れて見てみると、以前とは違う味わい方ができ面白さ倍増です。


中国歴史ドラマから歴史・書・心を引き続き学んでいきます。