今日は父の命日です。

旅立ってから10年の月日が流れました。
あっという間の気もしますが、やっとここまで来たという思いもあります。

母と一緒にお墓参りに行き、派手好きな父が気にいる色とりどりのお花を供えて香りの良いお線香をあげてきました。


厳しかった父とは最後までゆっくり語り合うということはありませんでした。
ですから、何を考え、どう生きたかったのか本当のところはわかりません。

父に対して、子どもの頃からいろいろな思いがあり、少しずつ変化して今があります。


父とのことに向き合うのにとても時間がかかりました。
今のように、穏やかに父の事を想うことができるようになったのはごく最近のことです。

自分が持つ黒パターンが言うことをたくさん聞くことになりました。そんなことはしたくないと、逃げ出しくなったことは数知れません。

それでも、ちゃんと向き合っていきたい。今まで何とかやり抜いてきた自分を大事にするためにも、とことんやっていこうと決めたのです。

たくさんの語りかけや、ワークによって自分の気持ちがゆっくりと落ち着いていきました。ここまで来るのに10年の年月が流れました。


今生きていたら、どんな話をするのでしょう。
今なら、勇気を持って話しかけることに挑戦できるような気がします。