宇宙

ひとつの存在



自分とはどんな存在なのだろうか。

この宇宙の一部として存在する小さな自分。
宇宙にとって欠くことのできない大切な存在の自分。


自分を取り巻く環境も、身近に起きていることも自分にとって必要なこと。

何かに引っかかり身動きができない時こそ、自然に身を委ねてみます。
仰ぎ見る空、木々のざわめき、寄せては引く波、連なる山々、満天の星。
大きな存在の中の自分を感じた時、少し離れたところから自分を見つめることとなり、起きていることは大ごとではない軽さを感じることができます。

誰にでも平等に、いつも同じように、揺るぎない姿を見せてくれる自然。
そんな自然の力を借りて自分を感じることも良いと思います。


実家の庭に咲くアリウム・ギガンチウムの花を見てそんなことを思いました。
小さな花が集まり、まあるいぼんぼりのように咲くこの花はまるでひとつの宇宙のようです。

じっくり眺めて楽しみます!