関わり

頼ってみる



子どもの頃から、あまり人と深く関わることがないまま生きてきました。
何かが起こっても、何とか自分でやってみようと自分ひとりでやってきたのです。

というより、誰も自分には興味や関心が無いだろうし、私が声をかけたら迷惑に決まっていると決めつけて、誰にも頼ることができませんでした。
そうして今に至っています。


今まで、人に頼ろうとしてもどうすれば良いのか、どうお願いすれば受け入れてもらえるのかがわかりませんでしたし、断られたら悲しい。そう思うと不安になり、やはり頼ることなく自分でやることを選んでしまいました。


ただ、自分だけで考えることは偏りがあり幅も狭くいつも同じことになり発展性がありません。もっと他に違う展開があるだろうとわかっていてもなかなか思うように広がりません。


そこで思い切って、人にお願いしてみよう。と行動してみました。

快く了解していただき、自分が取り組んでいることへのアドバイスをいただきました。
いろいろ吟味していたつもりでしたが、全く気づかない点を指摘され驚きと共にありがたく受け止めました。
良い点を確認し、改善点を知ることで全体がまとまっていきました。


頼ることは、迷惑をかけることだと思っていましたがそうではありませんでした。相手の方は、私が新しく知ったこと、それにより変わったことをとても喜んでくれました。
「分かりやすく伝えることは自分の学びにもなるし、力になれたことが嬉しい」と話してくれました。

なかなか思い切れませんが、次の機会があれば頼るということをまた挑戦していきたいです。
あまり慎重になりすぎず、ライトに頼ってみるのも良いのかもしれないと考えています。



実家に咲く クマガイソウ
実家に咲く クマガイソウ