友だちの個展へ



絵を描いている友だちから個展のご案内をいただきました。

盛岡市郊外の古民家での開催です。以前ちょっとした取材で訪れたことのある、懐かしい場所です。


古い佇まいの落ち着いた空間に馴染んで作品が飾られています。今までもたくさんの作品を拝見してきましたが、いろいろ変化しながら、更に新しい境地を開いています。素晴らしいです。

いつもお目にかかると、創作への意欲とエネルギーを感じます。絵を描くことだけでなく、多くの活動をしながら自分自身を深め、磨いているのだと感じます。

いろいろと関わりながら、もう何年来のお付き合いになるのでしょうか。
一回り以上も年が離れているのですが、同じところに興味があったり、話をしていて同じ感覚だと知り不思議とご縁が続いています。
いつお会いしても気持ちよくいられるのです。そしていつも、若い彼女から何かしら気づかせていただいています。


古民家のゆっくり流れる時間を、ひなたぼっこしながら爽やかな風を、空を自由に飛び回っている鶯の声を、一緒に全身で味わいました。

このところの慌ただしさに辛くなっていた気持ちが、静かにほぐれていきました。本当に気持ちが良いとはこういう事なのだと感じます。

今日急に思い立ち、これを感じるためにここを訪れたのかも知れません。


この場所の持つエネルギーと静かに流れる時と、土地の方々の自然に対する思いも相まって、再び訪れた場所への敬意が深まりました。

こんな素敵な場所を選んで個展を開いた友だちの、今後の活躍をこれからも応援していきます。