言葉

アイソレーション(isolation)



アイソレーションという言葉

ダンスのレッスンの時に初めて知った言葉です。
調べてみると独立・分離などの意味を持ち、ダンスでは身体の一つ一つの部分を独立させて動かすトレーニングのこと。

なぜダンスにこのアイソレーションが必要なのかというと、
・可動域(動かせる範囲)が広がり、大きく踊ることができるようになる。
・身体を正確に操ることができるようになる。一つ一つの部分を動かすことができれば、身体を思うように使え、動きの精密さが増していくことになる。
身体のコントロール力(りょく)を身につけることができるのがアイソレーションだと解説されています。


どの筋肉・どの箇所を使っている動きなのか理解して、意識的に動かしていくことが大事。ゆっくり丁寧に、毎日繰り返すことでコツが掴めてくる。

また動かすところをどう動かし、動かさずにキープするところを鏡を見ながら確認していく。
すると自分では大きく動かしているつもりでも、鏡で見ると意外と小さな動きだということやキープしているつもりでも動いていることが見えてくる。

身体をコントロールしようとしてもこれがなかなか難しい。意識してやり続けるしかありません。


どこをどう意識するのか、(鏡で)客観的に見つめる、ゆっくり丁寧に、繰り返していく。

これもまた、心の学びに通ずるものです。いろいろな経験を積んで、それぞれの学びを深めていくことができます。

こうしてまた、目に見えない世界を感覚として知ることとなりました。言葉一つ、意識一つ、違うようで同じものが流れている学びの面白さ。