話す

やっと言えた



最近、友だちに会うと話題はいつも親の介護の話になります。
症状や環境はそれぞれですが、関わることで自分が苦しくなる方が多いです。物理的に忙しくなることだけではなく、周りの無理解や言葉によってです。

さらに介護をされる側からの言葉に傷ついて、誰にも理解されず、相談できず、向ける先もなく1人抱え込んでしまう。そんな方もたくさんいます。


こうして会うことでそんな話を聞き、今まさに自分が体験して同じ思いを感じています。

全く同じ経験ではなくても、今まで起きてきたことは相手を理解するためにとても大事です。
自分のいろいろな経験が、相手を理解する助けになる。そしてお互いに理解し合えることとなります。


友だちは、初めてこの胸の内を話す事ができたと言いました。誰にも言えず、車の中や誰もいない場所で泣いたことも数知れないと。

もっと早く話を聞く事ができれば良かったのですが、久しぶりに会う事ができてお互いに話す・聞くタイミングが今だったのだと思いました。

構える事なくお互いに話す事ができる空間。これからも大切にしていきたいと思います。