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ケアマネージャーさんとの打ち合わせが続いています。

母の介護保険の認定結果が変わったためです。新しい方との引き継ぎや、契約・説明など数回に渡って時間がかかります。慣れないことで、緊張からかとても疲れてしまいました。
 
そして、しっかり聞いたつもりでも、細かい部分は良くわかっていません。今後関わりながら、必要に応じて学んで行こうと思います。


契約に先立ち、新しいケアマネージャーさんは認知症の母の話をじっくり聴いてくれます。関係のない事も、取り止めもなく訳のわからない事でも、頷きながら受け止めています。
私は「その話は後にしよう。」と言いたくなりましたが、母の様子を見ながら最後まで聞いてくれました。

その聴き方がとても丁寧で、母のペースで話せるよう言葉をかけ、言葉のひとつひとつを手のひらで受け止めているように感じました。
『大事に受け止めていますよ!』と目に見えるようでした。
側にいる私も、まるで自分の話を聞いてもらっているようで、居心地の良さを感じました。


話も母の事も大事にして下さる安心感が伝わってきました。ありがたいことです。
これからお世話になります。よろしくお願いします。


『話を聴くこと』のひとつのあり方を見せて頂きました。そこに関わる世界が広がるということを意識して、これからも真摯に向き合っていきたいと思います。