思い

メッセージ



久しぶりにコンサートに行きました。
松任谷由実のコンサートです。

直前に地震が起きたので、中止になるかもしれないと覚悟していました。


最新アルバムが発売されてから2年、その間コロナ禍でいろいろなことが起きたそうです。コロナはリトマス試験紙のようで次々と試されたとの事。
その挙句の今回の地震「這ってでも盛岡に来ようと思った。」と涙ながらに話されました。

前回のツアーはエンターテイメント。歌・踊り・演奏・パフォーマンスと盛り沢山でしたが、今回は趣きが違い思いを練り込んだツアー。
テーマは『深海の街』
物語を紡いで新旧の歌を取り混ぜての構成。映像と照明を駆使し幻想的な世界へ誘ってくれました。

「明けない夜はない。明日は必ず来ます。」
「光と幸せがみなさんを照らしますように」
時折声を詰まらせながら、そんなメッセージを伝えてくださいました。

いつもと同じ曲を聞いて、いつにも増して伝わるものが強く感じられ、そこに演奏の音が共鳴する。ズシンと心に体に響いてきました。


「今年7月に50周年を迎え、シンガーソングライターとして幸せだった。
これからもたくさんの歌を作っていきます!」と宣言してくれました。


アンコールの最後は必ず『緑の街に舞い降りて』盛岡を歌った曲です。いつもなら会場全体で大合唱…今回は手を振り参加します。

歌の力、言葉の力そして光と音が私たちを応援してくれました。来てくださって本当にありがとうございました。