季節ならでは

氷の成長


今日は立春。 
暦の上ではもう春になりました。

わずかながら、陽射しに力強さを感じてきました。あちこちから梅の便りが届いていますが、ここ岩手ではまだまだ先です。


先月末に県内にある鍾乳洞内に地面からタケノコのように伸びている氷の映像を見ました。天井から落ちた水滴が少しずつ凍ってできた50cmほどの「氷筍」のニュースです。

自然の姿はとても神秘的だと季節が作り出す作品に感心していました。


そして今日、普段よく通る場所に大きな氷の塊を見つけました。
先日見たニュースの「氷筍」以上の迫力で、高さ1.3メートルほどあります。上の通路から滴り落ちる水が凍ってできたものです。この冬は雪も多く、日中の気温もなかなか上がらない日が多かったせいか例年よりも高く大きくなっているようです。

この氷の下に何があったのかもう全くわかりません。全てを覆い尽くすような迫力です。ただ眺めているだけなら、美しい造形と流れるような滑らかさがとても魅力的です。

ただ、周辺を通る方にとっては、磨かれた様になめらかな周囲はとても危険です。滑らないようにどうぞお気をつけ下さい!

この週末は立春寒波が襲来!真冬日もあり、まだまだ成長するのかもしれません。
大きな氷の塊、今年はいつまで見ることができるのでしょうか。