向き合うこと
お稽古している時にある方が一言。
「書道って、自分に向き合うことなんですね。だってこうして書いていると、自分の性格や今の状態がすぐにわかりますから。」
書くことでたくさんのことに気づき、自分ってこうだったんだ。と自分を通して理解していくことができます。自分の筆使い・墨の扱い・紙の把握これだけでもその時々で違いますし、線質ひとつ見ても心の状態が現れてきます。
更に書に集中していると、心が落ち着きます。そして心に余白ができ整えたり、少し余裕を持って離れたところから見つめることができます。
『書は人なり』という言葉があります。書かれた文字で、その人の性格や人柄がわかるという意味です。不思議に思いますが、本当にその通りですし、文字を見れば書いた人がわかるのも面白いところです。
そんな書により、自分に向き合うこと。自分自身を表現すること。それが楽しいとお稽古中に教えて頂きました。
気づいたことを伝えてくださりありがとうございます。
自分に向き合う方法は人それぞれ、じっくりと自分を見つめていく事を今日も楽しんでやっていきます。