季節の移ろい

大きな存在

毎日見つめている大きな銀杏の木。
この木で季節の移ろいを感じます。秋になり青く茂っていた葉が上の方から少しずつ黄色く色づき、今まさに黄色一色となりました。

雲の合間から急に太陽が木を照らし、金色に輝いています。写真を撮ろうとすると、どこからか鳩の群れが木の周りを旋回し消えていきました。

付近を通る人々が足を止めて見上げたり、写真を撮ったり…しばらく時を忘れる大きな存在の銀杏の木。道路の真ん中に鎮座しているので、その脇の歩道は木の幅の分だけ狭くなっています。
いつも見つめていますが、実は見守られているのかもしれません。

ここ岩手では、最低気温の予報が氷点下の地域も出始めました。木の葉が全て散るまであとわずか…冬はもうそこまで来ています。