理解するために

置き換える

〜対極 全ての事象には両極がある。それはお互いに補い合いながらバランスをとり、ひとつのものをつくっている。〜

私は物事をなかなか理解できないとき、長年携わっている書道に置き換えて考えてみます。書道だとしたら、対極をどう捉えるのだろうか?慣れ親しんだ世界を使ってみると、より身近に具体的にイメージしやすいからです。
すると…対極なる言葉が浮かんできました。静動・抑揚・潤滑・疎密・剛柔・強弱・長短・天地・緩急・濃淡・向背・太細・白黒……
よく言葉にしたり意識しているもの。これらの対極があることで、表現の幅が広がり、面白みや変化に富んだ奥深いものができるのです。もちろん、両極どちらも大切、両極あるからこその調和。

なるほど、そうなんだ!そう捉えるとこの対極を理解できます。自分の中にあるものを使って理解すること。自分にとって1番わかりやすい方法です。