頑なに生きてガチガチだった私も、語りかけをしていくうちに少しずつパターンが落ち着いてくるのを感じました。あんなにぎゅーっと締め付けられていた胸の辺りが楽になり、呼吸がスムーズにできるようになりました。

〜この世の中全てが、陰と陽で構成されている。
語りかけをしていたネガティブな感情を生み出すパターン(黒)の横には、必ず自分を救い楽にする対極のパターン(白)がある。これはワンセットになっていて、バランスをとっている。〜ということを学びました。

今まで語りかけをしていた黒パターンの横にある白パターンを見つけていきます。対極にあるもの。真逆にあるもの。
例えば、長年の私のパターン　●私はだめだ　で考えてみると、真逆は　○私はだめではない　です。しかし、これはとても極端に感じ無理そうです。もう少ししっくりくるものとはなんだろう。
頑なな私はそもそも自分の黒パターンの横に本当に白パターンは存在するのだろうか⁈…そう思ってしまいます。必ずワンセットで有ると理解したつもりでも、うまく見つけることができません。
そこで、『もしかしたら… 』『 〜かもしれない。』『きっと…』などの言葉をつけて考えてみます。すると、少しあいまいな表現ですが、希望が持て可能性を感じられて、自分もしっくりきます。
○もしかしたら、もう、そんなふうに決めつけなくてもいいのかもしれない。○もう、そこにとらわれなくてもいいのかもしれない。
○きっと、自分のやり方でできるようになっていかれるよ。
こんな白パターンを見つけることができます。どうでしょう。これをじっくり味わってみます。そこには安心感や軽さ、広がり、暖かさなどが感じられると思います。

こうして並んだ●黒パターンと○白パターン両方をじっくり感じてみます。そして、どちらか気持ちの良い方を「私」が選び、実行していきます。どちらも元々自分の中にあったものですが、今まで使っていなかったものを使うことで、バランスをとっていきます。
このように、いろいろなアプローチによって自分の心の中に目を向ける、感じていくことは、自分を大切にすること・愛することなっていきます。