パターン

感情を感じる〜そして自分を

感情を少しずつ感じるようになってきた私は、どうしてそう思うのか?と自分に問い、そこにあるパターンを見つけていくことを学びました。
そして、その少し上の離れたところにパターンを観察・察知している『本当の「私」』と言う存在があることも。

今まで自分が思っていたと捉えていたことは、パターンが言っていたことであり、そんなパターンが心の中にあるだけということ。
感情と本当の「私」は一体ではないということ。

この時全てを理解できたわけではないけれど、そうであるならば、ぜひそれを学んでみたい。その思いが現在に繋がっています。


子供の頃から私はいつもびくびく・おどおど、常に周囲の様子をうかがい
他人の機嫌を損ねてはいけない。大人の言うことは絶対に従わなければいけない。自分の感情を出してはいけない。自分はだめな人間だ。
そんなパターンをずっと持ってきました。身も心もいつも力を入れ、一瞬たりとも気を抜かないように生きてきたのです。

パターンと本当の「私」を知り、感情に飲み込まれた時に、まるごとパターンの自分ではなく、本当の「私」としてパターンと分離していることを感じてみます。

自分の内側を見ることはとても大事なことです。しかし最初はかなり違和感がありました。長い間、他人の事を1番に考え自分の事は置き去りにしてきたからです。どこか珍しく、恥ずかしく、ぎこちなく、不安になりました。
そんな感情も受け止めながら、静かに自分を見つめ続けます。

この事は今まで考えたこともなかった、自分を大切にすること。自分を愛すること。になっていきました。